
東京, 2026年10月20日 - (JCN Newswire) - 三菱重工業株式会社は、10MW級ターボ冷凍機「JHT-Z270I」でETL認証(注1)およびAHRI認証(注2)を取得しました。両認証の取得により、同製品の米国市場での販売が可能となり、当社のAIデータセンター向け電力・冷却ソリューションの米国展開が加速します。
生成AIの普及に伴い、AIデータセンターでは計算性能そのものに加え、エネルギーあたりの計算性能(Token per Watt)の向上や、AIの計算環境を迅速に提供するためのスピード(Time to Compute)が重要な指標となっています。当社は、電力、冷却、エネルギーマネジメントを統合したソリューションを通じて、これらの課題解決を支援し、AIインフラの高効率化、早期立ち上げ、および安定運用に貢献します。
JHT-Z270Iは、当社のAIデータセンター向け電力・冷却ソリューションを支える中核的な冷却設備です。国内市場で約60%のシェア(注3)を有するターボ冷凍機には、長年にわたりミッションクリティカルな環境で培ってきた技術と実績に裏打ちされた圧縮機技術を採用しています。これにより、次世代AIデータセンターに求められる大容量かつ高効率な冷却性能を提供します。
また、JHT-Z270Iは当社のモジュラーチラープラント(MCP)の中核機器として採用されます。MCPは、ターボ冷凍機、ポンプ、熱交換器、制御装置などを統合したモジュール型の冷却設備であり、大規模AIデータセンター向けに最適化されたソリューションです。MCPは、導入期間の短縮や将来の設備拡張に柔軟に対応するとともに、高い信頼性と優れた施工性を実現します。さらにMCPは、ハイブリッドフリークーリング運転(注4)や閉ループ構成(注5)の採用により、データセンターの電力使用効率(PUE)および水使用効率(WUE)の向上に貢献します。
当社データセンター&エネルギーマネジメント部 部長の五味 慎一郎は、次のように述べています。「JHT-Z270Iの認証取得は、当社のAIインフラ向けソリューションの商用展開に向けた重要な進展です。AIインフラ市場の拡大に伴い、高効率かつ信頼性の高い冷却技術への需要はますます高まっています。JHT-Z270Iは、当社が長年培ってきた技術と信頼性、そして優れたエネルギー効率を兼ね備え、AIデータセンターの安定稼働と運用効率の向上に貢献します」。
三菱重工は今後も、電力、冷却、エネルギーマネジメントを統合したソリューションの提供を通じて、次世代AIインフラの実現に取り組んでいきます。また、産業システムおよび重要なインフラ分野で培ってきた技術と知見を生かし、AIインフラ向けの製品・サービスのさらなる拡充を進めるとともに、パートナー企業との連携を強化していきます。これらの取り組みを通じて、世界的に拡大するAIデータセンターや高密度コンピューティング環境の要求に応えることで、持続可能で高効率なAIインフラの実現に貢献します。
URL: https://www.mhi.com/jp/news/261019.html
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。詳しくは: 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp
Copyright 2026 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com